令和元年子供クラス夏合宿
令和元年子供クラス夏合宿の写真です
令和元年子供クラス夏合宿の写真です
10月28日(日)草野公民館まつり
合気道はトップバッターで出演しました。天気にも恵まれ最高の演武会でした
出演者:新妻桜衣夢、風間響心、千葉遥斗、千葉航、
鈴木聖崇初段、沖澤武志初段、忍山直子参段、忍山東七段
デンバー体験記(平商業高校3年橋谷田 叶)
私は、2016年7月22日~8月22日の一ヶ月間、デンバーで内弟子として過ごしてきました。初めての外国だったため、とても緊張していました。これからひと月行われる厳しいトレーニング、稽古、7kmジョギング…。いろいろな不安はありましたが、まず最初にやってきた不安要素は入国審査でした。ですが入国審査は割とすんなり通ることができました。土地は自然が豊かで何より空がとてもきれいに見えました。気温は高いのですが湿度が低くカラッとしていて過ごしやすい環境でした。
日本館は日本食のレストランと道場が一つの建物の中にあります。レストランには多くのお客様の出入りがあり、稽古の様子を見られる場所もあります。内弟子の部屋や、内弟子用のキッチンもあります。トイレやシャワールームも綺麗に清掃してありました。(この掃除は全て内弟子で行うものなので役割を分担して行います。)
8月は内弟子が多く集まります。今年は、トルコ・イタリア・ボリビア・ネパール・日本の五カ国から13人の内弟子が集まりました。また、半弟子という人たちもおり、とても賑やかでした。そして稽古内容です。私の苦手なジョギングは毎朝6時30分から行われました。一番速い人で30分弱。私は50分くらいかかったと思います。そのため毎回最後に到着するのですが、私のペースに合わせて一緒に走ってくれる人がいて、先に到着した人たちは私のことを待っていてくれます。ジョギングが終わると内弟子クラスが一時間あり、剣や杖の稽古をします。それが終わると朝食をとり、ランドリーに行ったり、昼寝をして体を休ませ、昼食をとって午後の稽古に備えます。午後は4時から一時間、内弟子クラスでトレーニングをします。この一時間が地獄のようでした…笑 ひたすら筋肉をいじめ倒すような感覚でとてもとてもとても辛かったのですが、それが後に面白くなっていきました笑 また、どんなに辛くても同じ内弟子の方や先生が、頑張れ!諦めるな!もう少し!と励まし、応援してくれます。だからジョギングもトレーニングも最後までやり遂げられました。5時15分から合気道の稽古が始まります。月・水は稽古が3本で9時まで、火・木は2本で7時45分まで、金は1本で6時30分までです。土日は午前中のみ稽古があります。毎日、本間先生が稽古をしてくださり、とても多くの生徒さんが集まりました。毎日充実した稽古内容で時間があっという間に過ぎて行きました。
休日は息抜きの日です。街に行き、買い物をしたりご飯を食べたりしました。また、皆でレッドロックに行ったり山に行ったりしました。標高が高くとても寒かったので羽織れるものを準備すれば大丈夫です。またサライダに行き川遊びをしました。川遊びと言っても命がけです。持ち手のある浮き輪に乗り川下りをするのですが、川なのに足がつかないというハプニングに見舞われ、泳げない私は何度も救助されました笑 何度もやるうちに落ちることにも慣れ自分で体勢を整えられるようになりました。美味しい食事も頂き、羽を伸ばし、幸せでした。
そして私自身とても気になっていたのが食事でした。ですが何も心配する必要はありませんでした。朝食は本間先生がメニューを考えて作ってくださいます。たくさんの食事を用意することは容易なことではありません。その朝食がなければ厳しい稽古をやり遂げる
ことは難しかったです。昼食はレストランの方が作ってくださいます。お客様がたくさんいる中、私たち内弟子のご飯も作らなければならないので大変だったことと思います。夕食は内弟子・半弟子・先生、たまにゲストの方をお呼びして大人数で食事をとります。食事の時間は先生のお話を拝聴でき、また、英語に慣れる良いチャンスでした。お米もパンも麺も食べられるので、日本食が恋しいという感覚にはならず、美味しいご飯をたくさん食べさせて頂きました。そのおかげか、私は筋肉痛になりやすいはずなのに、筋肉痛にも悩まされることなく過ごせました。
私の難題は稽古以上に小学生レベルの英語力でした。ヒアリングはあまりにも難しいものでなければなんとなく理解はできました。しかし、自分の考えを伝える事ができず、とてももどかしい思いをしました。また、こうかな?と英語が浮かんできても学校で習っているのとは全然違うというのを初日に思い知らされ自信がなく、口ごもることもありました。しかし私は笑顔だけには自信があり、なんとなく話の内容も聞けたので、とにかく一ヶ月間常に笑っていました。英語が話せるに越したことはありませんが、分からなくても、知ろうとする気持ちと笑顔があればそれは伝わっていたと思います。私は人と接することが楽しくて控え目な性格でもないので、ジェスチャーと単語を並べて伝えていました(ほぼ皆さんの理解力に助けられた感じではありますが…)。ですがどうしても英会話がしたかったのでとても悔しかったです。次は必ず、できる中学生レベルくらいにはなっていたいと思い、英語を基礎からやり直しています笑 日本では美徳とされている謙虚さは必要ありません。謙虚さは時に、協調性のない人なのかなと思われてしまいます。そのくらい強気で行った方が、日本人にはきっと丁度いいくらいだと思います。
たくさんの不安はありましたが、スポーツをする環境は整えられ、たくさんの仲間に支えられながら皆と同じメニューをこなしていくので、しっかりやり遂げられました。私は自信がつき、何にでも挑戦したいと思えるようになりました。身に付けたこと、忘れられない言葉もたくさんあります。その中でも私は、先生の1つの言葉が残りました。
『合気道とは、気をつかうこと』
これはだいぶシャレのきいた言葉ですが、これは日常生活、生きていく上で必要不可欠であり、簡単に思えて難しい事です。内弟子の方の動きを見て、私の気をつかえているというのは、まだまだ甘くまだまだ出来ていなかったのだと気づけました。今何に困っていて何を求めているのか、周りを常に意識して行動することに、より一層磨きをかけていきたいと思います。
最後に、私を温かく迎え入れてくださり、また食事を用意してくださった日本館スタッフの皆様、いつも近くで助け合い励ましてくださった内弟子・半弟子の皆様、そして、稽古時は厳しく、普段はありがたいお話とユーモア溢れる本間先生。貴重な体験をさせて頂けたこと、本当に感謝しております。またぜひ、伺いたいと思います。
どうも、ありがとうございました! 橋谷田 叶
デンバー日本館内弟子体験感想文
福島県いわき市 合気道東湖塾:鈴木 聖崇
今年の夏、7月22日~8月22日の1ヶ月間、アメリカはデンバーにある日本館で合気道の稽古をしてきました。日本へ帰国してから約2週間が経ち、今はこちらの生活にも慣れたように感じています。日本館での稽古もそうでしたが、デンバーで過ごした内弟子生活は、毎日が日本とはまるで違う新鮮な刺激の連続だったことは今でもよく覚えています。感想文を書くに至って、日本館での貴重な経験の数々を振り返っていきたいと思います。
私にとってアメリカとは未知の国であり、体力的な問題よりも言語や文化といった生活面での問題に様々な不安がありました。また海外渡航は初めての経験で、飛行機に搭乗する直前までは「本当にデンバーまでちゃんと行けるのか?」と心配ばかりを募らせて何度もチケットを確認していたことも記憶しています。しかしながら、私の心配は杞憂に終わり、道中はアクシデントもなく、デンバー行きの直行便は無事にデンバーの国際空港に到着しました。ただ入国審査の時に英語が聞き取れず、係の人に通訳を呼ばれて焦ったことは、今では良い思い出です。
デンバーに到着したのは、現地時間で午後13時頃。初めてデンバーに降り立った際、日本よりも気温が高いが湿度は低いという第一印象を持ちました。空港のロビーでエミリー先生と先輩内弟子のシアンさんと合流した後、間もなく日本館へ到着。部屋に荷物を置き、早速、その日の午後にある稽古に参加させて頂きました。道場は大人数が練習できるほどとても広く、稽古中はとにかく活気に満ち溢れていました。稽古中は全てが新鮮で、初日から日本では経験したことのない技を体験し、技術だけではなく、一緒に稽古をした現地の先輩方の温かさにも触れました。1回の稽古の時間の中で、とてもよい勉強をさせて頂いたと思っています。そして、日本館の内弟子として新たなスタートを切れたのだと実感したのだと思っています。
本間先生はとても優しく親しみやすい方でした。内弟子全員で同じテーブルを囲んで食事をした時も、最近あった世間話やA.H.A.Nなどの経験談に至るまで詳細に教えて頂きました。その際、まだあまり良い動きをすることができなかった私にアドバイスをして頂いたことは今でも感謝しています。先生のアドバイスはいつも、明日の稽古への原動力となりました。ありがとうございます。
いよいよ8月になると、毎日先生の稽古があります。先生の稽古の時間には、とても広い道場が窮屈に感じられるほど大勢の人数で稽古を行います。そのほとんどが袴を履いた有段者の方々で、稽古の相手をされる度に、手や足腰の使い方などを丁寧に教えて頂きました。また、稽古を通して内弟子や先生との交流も深まっていきました。先輩方の技術や気合いには終始圧倒されてしまいましたが、合気道に対する熱意を直に感じられ、自分自身も「頑張ろう」と奮起できる自信に繋がりました。毎日あったバレラ先生の内弟子クラスでは、全身を使った運動やパートナーと協力して行うトレーニングといった、合気道とはまたひと味違った稽古を行いました。元々私は体力のある方ではありませんでしたが、日本館に内弟子として4週間生活して、以前にも増して基礎体力や筋肉がついたと思います。それだけではありません。日本館で学んだことは、私のこれからの将来に対して前向きに進んでいくための自信にもなりました。
濃密な時間を過ごした内弟子生活でしたが、毎日稽古に時間を追われていたわけではありません。稽古以外の時間は、主に道場内の掃除や洗濯、(疲れた時はベッドで仮眠)等をして過ごしました。無論、道場外での活動がなかったわけではありません。先輩方と一緒に道場の近くにあるダウンタウンへショッピングに出かけたり、富士山より標高の高い山へ登ったり、川でレジャーをしたり、本間先生と内弟子全員で様々な国の料理を食べたりと、デンバーでしか体験できない楽しみも存分に満喫してきました。最初のうちは平日の昼間はベッドで休息をとっていることが多々ありましたが、内弟子生活に慣れてくると、近くにあるスーパーまで先輩と出かけることも多くなりました。「時差ボケには太陽が一番」と本間先生が仰っていましたが、実際、太陽の光を浴びると体が生き生きとし、気力が何倍に湧き上がりました。合気道とは稽古ではない時間の過ごし方こそが、最も重要な修行であるのだと実感しました。本間先生のアドバイスがあったからこそ、私は最後まで内弟子生活を全うできのだと思います。
最後に、4週間本当にお世話になりました本間先生をはじめ日本館の先生方、内弟子の皆さん、3月に研修でお世話になりました小林道場の小林弘明先生並びに各先生方、日本館の内弟子を推薦してくださった忍山先生に厚くお礼を申し上げます。今後もさらに精進して参りますのでよろしくお願い致します。
――東湖塾 鈴木聖崇 記
今年も田人・おふくろの宿にて夏合宿を行いました。参加者子供39名 大人3名の計42名、雨にも叩かれましたがまずまずの天候でした。稽古は勿論、競技会、スイカ割り、花火大会、肝試し、川遊びと楽しいことが盛り沢山の合宿でした。又、坂下大地君のお爺ちゃんからバナナ人数分の差し入れがありました。有り難うございました。途中、熱を出して帰った子がいたのは残念ですが、子供たちは疲れてても寝不足の子も元気いっぱいでした。子供たちがどれほど成長したか楽しみです。
競技会の結果発表を致します
リレー 金メダル5班(佐々木龍・鈴木蓮・寺西大空・寺西さくら・菊池麻那)
綱引き 金メダル5班( 々 )
受身スピード 金メダル風間奏楽 銀メダル佐々木龍 銅メダル富澤世羅&渡邉麗奈
ブリッジ歩行 金メダル風間奏楽 銀メダル渡邊悠斗 銅メタル庄司彩羽
三点倒立 金メダル菊池麻那 銀メタル新谷寧 銅メタル庄司彩音
来年も頑張って商品を沢山ゲットしてね
会員の皆様
お陰様で今回はご賛同いただいた会員82名の方がたより合計95,500円の義援金が集まりました。私共の思った以上の結果でした。此の皆様の暖かい気持ちは5月25日、福島民報社を通じて被災地の皆様にお渡しすることになりました。皆様の善意に対し厚く御礼申し上げます。 平成28年5月25日
発起人
合気道東湖塾 塾長 忍山東
本部道場 親睦会長 星野裕二
いわき合気道クラブ 親睦会長 大和田秀俊
平合気道教室 親睦会長 大山進
南部合気道教室 親睦会長 鹿野治夫
草野公民館合気道 親睦会長 中條由紀恵
小林道場での短期内弟子体験
福島県いわき市 合気道東湖塾 橋谷田叶
3月31日~4月3日までの4日間、小林道場の内弟子として過ごさせて頂きました。
この4日間は、今年の夏に参加する、アメリカ・コロラド州デンバーでの滞在に向けての 事前体験、参加資格があるかどうかの確認のためのものでした。正直、とても大変でした。
都会の電車に慣れていない田舎者の私ですが、何度か行ったことのある東京駅はなんな
くクリアし、山手線に乗れました。ところが、西武池袋線への乗り換えで挫折しそうにな
りました。ただ、地図を見るのと歩くのではやはり違います。実際に体験して覚えると思
うので、移動に関しては迷って良かったと前向きにとらえています。また、通りすがりの
方に道を尋ねながら目的地に向かったので、それも自分なりの成長ポイントだと思います。
初稽古、誰も知らない中での稽古に不安を感じていました。ですが、4日間の中で出会
った小林道場の方々は、気さくな方ばかりで、笑顔で話しかけて下さり、不安はすぐに消
えました。幸い、技のやり方も同じで自信を持って稽古に取り組めました。頻繁にはやら
ない剣、杖の練習が毎回あり、自習の時間も毎回設けられていることに驚きました。その
自習時間が後に辛くなってくるわけですが…筋肉痛にも何にもなっていない、万全な状態
の私は、激しく動き回る技(特に入り身投げ)が、とても楽しくて仕方がありませんでし
た。それと同時に、技術の深さ、レベルの高さを見せられ、魅せられました。私には、ま
だまだ出来ないことが多く、自分の未熟さに恥ずかしさと悔しさを覚えました。また、私
もこうなりたいと、これからの目標が見つかり、いままで以上にやる気が満ち溢れてきま
した。自分もこうなれる可能性がある、絶対追いついてみせる、追い越してやるという姿
勢でこれからの稽古に励んでいきます。これが私のターニングポイントとなった気がして おり、とても嬉しいです。
この研修で辛かったことといえば、まだ外が暗い早朝に起きることと、筋肉痛でした。
早起きは、日頃からの心がけ、体と頭にその時間での生活を慣れさせる。起きてから活動
が開始できる状態にするまでの時間を短くすることの練習。これらが必要だと思います。 簡潔に、普段の生活からそうすれば、何も苦にはならないということを実感しました。 筋肉痛は、どんなに動ける人でもなってしまうもの(らしい)です。この筋肉痛が、2
日目以降の私を苦しめました。あれだけ楽しかった技のかけあいも、筋肉痛のせいですぐ
に疲れてしまい、終わり際はいつも死にそうな顔をしていた気がします。しかし、稽古に
無我夢中になっていたこともあってか、途中痛みを忘れることがありました。それほど内 容の濃い稽古だったのだと改めて感じました。 なにも、辛いことばかりではありません。どちらかと言えば私にとって辛いことなどこ
の2つくらいで、あらゆる出来事が全て楽しかったです。たくさん動き汗だくになる稽古、
知らない技を教えてもらうこと、稽古終わりのお茶やお菓子、皆で朝食や昼食を食べに出
かけることなど様々です。航空公園にお花見に連れて行って頂けたことも思い出の1つで す。 研修の中には、先生として子どもクラスのお手伝いをさせていただくこともありました。
元気でやんちゃな子どもたちを見て、子どもクラス経験者の私は懐かしい気持ちでいっぱ
いになり、幼い頃に戻ったような気持ちで、一緒に稽古させて頂きました。自分もあれだ
けわんぱくに走り回っていたはずなのに今の自分はどうしたものかと、少し反省しました。
内弟子としての経験は稽古だけではありません。道場内外の掃除、金曜日の朝食作りな
ど、レジェップさんやヤコブさん、宏美さんに助けていただきながら、こなすことができ
ました。特にレジェップさんには、内弟子の仕事を一から教えていただき、たくさんお世
話になりました。たくさんご迷惑もおかけしましたが、笑顔で接して頂けたこと、丁寧に 教えていただけたこと、本当に感謝しております。ありがとうございました。 土曜日に行われた大崎さんの昇段祝いのパーティーにも参加させていただきました。そ
の場に限ったことではありませんが、いろんな方々の経験談を聞くことができ、有意義な
時間を過ごさせて頂きました。宏美さんには、デンバーについてたくさん教えていただき
ました。多少怯んでしまったのも事実です(笑)ですが、弱音を吐いたところでどうにも ならないので、たくさん稽古させて頂きます。
今回の、長いようであっという間に終わってしまった4日間は、たくさんのことに気づ くことができた4日間でした。 あると思っていた体力がそんなになかったこと、最後にして頂いた100本投げに余裕
でついていくことができず悔しい思いをしたことから、もっと体力をつけなければいけな
いと焦りました。長く走っていられないので、朝早く起きてのランニングもしなければな
りません。徐々に走れる距離を延ばしていく練習をしていきます。私が幼稚園児に見える
ほどの大きい人を投げられるくらいの技術も身につけなければなりません。また、英会話
力です。多少、日本語を話して頂けたのが救いで、あとは笑顔でなんとかなった(?)の
も、アメリカではそうはいかないので、しっかり勉強しなければなりません。私の地元に
は外人さんがほとんどおらず、交流できないのが辛いところですが、耳を慣れさせるため
にも洋楽を聴いたり、洋画を観たり、自分なりに考えて勉強していきます。単語も覚えら
れるよう努力します。たった4日間でこんな状態では、1ヶ月のアメリカなど、行けるは
ずがありません。事前に直すところを見つけられたので、ひたすら努力し続けます。10 0本投げも美しく受け身がとれるよう、日々精進します。
最後に、小林弘明先生をはじめ、小平道場、所沢道場の指導員の先生方、門下生の方々に 深くお礼申しあげます。本当にありがとうございました
小林道場での住み込み研修 福島県いわき市東湖塾 鈴木聖崇
■所沢道場での経験
3月10日(木)今年の夏に参加するアメリカ・コロラド州デンバーの滞在に向けて、所沢道場の基で3日(+審査見学1日)内弟子として住み込み研修を行いました。実際の研修自体は3日でしたが、私は道場までの経路や交通方法などを自ら調べることから始まっていたと思っています。研修当日、東京の複雑な駅のホームを右往左往しながら、山手線~西武新宿線に乗り換え、道場のある航空公園迄辿り着いたことは忘れません。ただ予定した時間より遅れてしまったことから、さらに綿密で詳細な計画性が必要だと感じています。
研修初日、所沢道場に到着してから早速稽古が始まります。道場長の小林弘明先生を始め、道場の方々から、分かりやすく丁寧な指導をして頂きました。道場の皆様の経験や技術の深さを垣間見たとともに、自分は未だ未熟者であるということを強く実感しました。また同世代の方々の中には有段者もいて、未だ白帯の私も努力しなければと思いました。他にも子供クラス手伝いにも参加しました。まさか指導するはずが、逆に幼い子供たちに指導されることになるとは思ってもいなかったです。身なりには氣をつけたいと思います。普段は福島県いわき市にある東湖塾で忍山先生と稽古していましたが、この所沢道場で内弟子として稽古したことは、私にとってさらに貴重な経験になりました。
所沢道場での貴重な経験は何も稽古中だけに限った事ではありません。道場内外の掃除や金曜日の朝食作りなど、稽古以外の事でも学びました。未経験のことも多く、同じく所沢道場に泊まっていた先輩のレゼップさんには、忙しい最中、朝食作りに手伝って頂いたり、電車の行先を間違えて待ち合わせした小平駅に遅刻したりと指では数え切れないほどのご迷惑をおかけしました。また様々な経験談を訊かせて頂きまして有難うございます。これからも頑張ってください。私も黒帯を締められるように日々精進します。とても有意義な時間を過ごせました。特に三段の審査では技の一つ一つに圧倒され、合気道の奥の深さを知りました。小林弘明先生のご厚意で、内弟子でありながらその後に行われました宴会にも参加させていただきましたが、二次会には参加できず申し訳ありません。大人の社交場ではどのように振る舞うことが大切なのか勉強になりました。
■内弟子を経験して 振り返ってみますと、内弟子として住み込みをした3日は長いようで短かった気がします。1にちのスケジュールは濃密で、稽古中は夢中になって時間を忘れてしまうほどでした。これだけ合気道の練習に打ち込めたのは初めてで、早朝起きるのが大変で体のあちこちが痛み出しましたが、その分充実した住み込み研修になったと実感しています。充実した住み込み研修を送れたのは、すべて小林弘明先生や指導員の先生方のお蔭です。3日目の夜、食事を同席させて頂いた小林保雄総師範からは激励の言葉を頂戴し、自身の体験談についいての話も聞きました。初めは緊張しましたが、話を聞いている内に、とても合気道に熱心な方だと感銘しました小林弘明先生、笠原祐二先生にもご馳走になりました。英語の件ですが、デンバーに行く前に堂々と英語で自己紹介できるように一から勉強します。空港の保安検査場で滞りなく通過できるようにしたいです。
小林弘明先生を始め、所沢道場、小平道場の各先生と門下生の皆様には大変お世話になりました。今回の住み込み研修で学んだことを活かし、デンバー滞在に向けて体力作りなど頑張っていきたいです。心から感謝いたします。ありがとうございました。
合気道の稽古を通して 平成27年合気道東湖塾 坂本雄紀
平成27年1月11日(日)、今年の稽古始めに泉の本部道場で汗を流しました。年末年始の不養生(ただの飲みすぎ?)で体が思うように動くか心配でしたが、気候も良かったせいか案外体も軽く、大変充実した時間を過ごしました。私自身が感じる合気道の醍醐味の一つは(大人クラスの場合)下は中学生から上はご年配の方まで、仕事の内容もさまざまな方々が同じ畳の上で「技の向上を図る」という共通の目的をもって、互いに教え教えられ、切磋琢磨することの’すがすがしさ’ではないかと考えており、新年早々その’すがすがしさ”に触れることが出来、今年も良いスタートが切れました!
私が合気道を始めようと思ったきっかけは、空手をしていた高校時代の友人の「合気道はすごい!」という言葉です。就職して落ち着いた頃、ふとその言葉を思い出し、一念発起して稽古を見学した時に、道場生が忍山先生に技を掛けられ、窓から道場の外に吹っ飛ばされました。
私は「面白そうだ!」と思い、私はその瞬間に入門を決めましたが、その後しばらく経ってから東湖塾の門を叩いたため、先生は見学時のショックで断念したと思われたそうです
また、入門してすぐの稽古中、私は未だ通常稽古に入れず基礎練習をしてたと思いますが、道場生が受け身を取った際、肩を脱臼して救急車で運ばれました。その時「受け身」の大切さを実感し、以後、柔軟体操から入念に体のケアを行い、型の稽古に入るよう心掛けています。
平成17年5月に入門して今年で10年目を迎え、仕事の関係や震災の影響により休会していた時期もあり、ようやく弐段に昇段しましたが、技に関しては恥ずかしながらまだまだ自分の型(スタイル)というものを確立するに至らず、日々、先生や上段者の方に稽古をつけて頂いております。
合気道を始めたお蔭で、仕事も含め、日常生活での人との接し方がスムーズになったような気がします。言葉で説明するのは難しいのですが、以前よりも人との距離をはかるようになったというか、、、
それは「合気道」が他の武道と違い、人と争わないこと、また、年齢や性別、技術の習熟度を問わず、お互い真剣に向き合い、理解しあい、そして高め合うという「精神の錬磨」を、普段の稽古で反復練習しているからだと思います。
これからの私の目標(夢?野望?)・・・「自分の拙い技を磨くことに加え、息子を合気道の世界に誘い、家族ぐるみで末永く合気道ライフを満喫するゾ!!」